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NCのモデルとPMC種類の対応 シリーズ0(ゼロ)とPMC-K/L/M

今は亡き(いや、失礼。新しく生産してないってことです)ファナックのシリーズ0(ゼロ)ですが(注1)、PMCの機種もご多分にもれず数種類が対応しています。

(注1)0シリーズはありませんが、新しい0iシリーズは生産・販売しています。

FS-0TとFS-0MAには(FSはFANUC Systemの頭文字をとった省略形)PMC-Kが対応しています。・・・のはずですが、手元の資料にはK,L,Mと書いてあります。 なので、私も正確にはわかりません。(ごめんなさい)

FS-0TB/TC,FS-0MB/MCにはPMC-LとPMC-Mが対応してます。

ただし、同じPMC-L/Mでも初期型(?)の0T,0MAと後期型(?)の0TB/TC,0MB/MCではシーケンスの処理速度が違っているようです。当然新しい後期型の方が早いようですね。

PMC-K/L/M/Pのマニュアルによると、PMC-Lの初期型(と勝手に呼んでますが)の基本命令平均処理時間は、30μ秒/ステップ。 それに対して後期型(と、これも勝手に呼んでますが)の基本命令平均処理時間は、6μ秒/ステップです。

でも、PMCが初期型だとか言う話じゃなくて、使われているマイクロプロセッサの処理速度が向上した結果、たまたまそうなっただけなんでしょう。

NC装置(メインボード)も見た目で大きさの違いが分かります。後期型の0-MCなんかは0-MAの取付寸法よりもかなりコンパクトに制御盤内に収まっていますから。

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