設備の修理は生産終了品とか盛りだくさんで、シーケンサ(PLC)も無かったりするんだけど

今週はなかなか忙しくなってきました。そんな中で久々にシートシャッターの修理に出かけました。シートシャッターというのは、工場の出入り口にあるビニールシートでできたシャッターです。材質が軽いため金属のガラガラ音の出るシャッターに比べて高速動作が可能です。そのため高速シャッターと言うこともあります。
修理と言うだけあって、私が出向いた場所のそのシャッターは、シャッターメーカーが会社自体無くなっているらしく、保守や点検、修理など面倒をみてくれる会社が無いということでした。状況は、先週末金曜日から「動作が遅く」なったということでしたが、月曜朝の電話では「まったく動かない」という話。自動モードでも手動モードでも動かないらしく機械的な故障だと思い現場へ出向きました。
工場へ入ってから、担当の方にいろいろ話を聞き現物を調査しましたが機械的にはなんともないようです。開閉スイッチを手動で操作すると、モーターがうなるだけでピクリともしてません。モーターの配線はちゃんと接続されているし、ビスも緩んでないし・・・しかもインバータ制御ですがインバータは動作してます。なんだかブレーキがかかりっぱなしのような感じだな~と思い見てみると、開閉操作時にブレーキ端子に電圧なし。
ブレーキの配線をたどりブレーキをON-OFFしているらしいリレーにたどり着きましたが、リレーが無反応。なんで~? と順番にたぐっていくと、シーケンサ(PLC)出力がONしてない。インジケータのランプが消えたままです。そんなアホなと思いましたがどうやらシーケンサ(PLC)の出力がイカれてるようです。でもこれってもしや・・・
OMRON SYSMAC mini SP16 ・・・って、これ生産中止品! やられました。こんなのプロコンも持ってないし、持ってても出力端子はめいっぱい使ってるし交換だな~、でもすぐに直らないと困るよな~。
と、悩んだあげくに・・・

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