業界に氾濫する3文字のアルファベット。なんでこんなに多いのか、ご存じですか?

3文字のアルファベットで表される単語とかって多いですね。シーケンス制御っていうことで関係有るとすれば、PLCとかSFCとか・・・
今回は、よく見る・・・いや、見ない人は全然見ないんだろうけど、関係者にとっては毎日のように目に入る、しかもうっかり間違えやすい3文字アルファベット単語を紹介します。
ちなみに、なんで3文字なのか?
・・・覚えやすいから。10文字あっても覚えられない。
・・・読むと、語呂がいいから。読みやすい。
なんでアルファベットなのか?
・・・かっこつけてるだけです。
・・・いかにも「専門的」で「権威」がありそうに見えるからです。
ということで。
FTL(Flexible Transfer Line)・・・フレキシブル トランスファ ライン
・従来のトランスファマシンの優れた量産、生産性を持つ
・加工対象製品の多様化に対応
・ライフサイクルの短縮
・頻繁な設計変更に対応
・他品種の混流生産に対応
※主に短いタクトで加工するマシニングセンタと専用機で構成される。
FMS(Flexible Manufacturing System)・・・フレキシブル マニュファクチャリング システム
・NC工作機械、産業ロボット、自動搬送、自動倉庫などとそれらを総括管理するコンピュータシステムによって構成される。コンピュータ管理により多品種少量生産を、人手をほとんどかけずに行うシステム。
FMC(Flexible Manufacturing Cell)・・・フレキシブル マニュファクチャリング セル
・FMSのミニチュア版と考えても良い。通常は1台のマシニングセンタやNC工作機とロボットやローダの組み合わせをいう。セル=Cell(細胞)の意味。

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