2008
02.17

シーケンス制御のプログラムはリレー回路の組み合わせから

ネットの情報

PLCを使用してシーケンス制御系を構築するためには、PLCの特徴やプログラミングについての技術を習得しておかなければなりません。また、PLCに接続する入力機器や出力機器などの外部機器に関しても、ある程度の知識が求められています。PLCがまだ世の中に存在していなかった頃には、機械を動かすために、電磁リレーや電磁タイマなどを用いリレーシーケンス制御に頼っていました。また今もPLCでの「ソフトウェア処理」よりも信頼性や安全性が重要視される箇所には、「ハード処理」を使ったリレー制御が採用されています。
リレー制御を多用していた時代に、ある欧米の電気メーカーが大手自動車工場の生産設備に、リレーが星の数ほど入っている巨大な制御盤を付けて持参したところ、コンピュータがあるのになぜ小さくできないのかと指摘されて開発したのがPLCの始まりだといわれています。ハードウェア処理のリレー制御と、それをとりまとめるソフトウェア的な知識が必要とされる、シーケンス制御の技能検定学科試験では、電気機器組立て一般の知識:電気、製図、機械工作法、材料、安全衛生などと、シーケンス制御法:制御内容の表現、機器の選定および配置、プログラミング、制御装置の組立および試験、保全などの知識と能力が問われることになります。
1級では詳細な知識、2級は一般的な知識とされていますが、50問程度出題されることになっています。専用の学習教材なども販売されていますが、中にはCGアニメーションやナレーションを組み合わせた学習方法で、初心者でも理解しやすくシーケンス制御の基礎を身に付けることができるものもあります。ここで紹介する参考書は、シーケンス制御回路を初めて学ぶ方とか、ビル管理技術者の方にお勧めです。「必携 シーケンス制御プログラム定石集―機構図付き」は、シーケンス制御プログラムを作成するときの考え方や、実際の生産現場で使用されるテクニックを「定石集」という形態でまとめられたものです。
一つ一つの定石には、具体的な例として機構図を付けてプログラムの作り方が解説されていますから、とても分かりやすくなっていて、内容は機構図、電気回路、そして制御プログラムで構成されています。シーケンス制御やリレーを用いた電気回路について、ある程度の知識を持っている人を対象にしていますが、評判としては結構いいようです。

コメントは利用できません