キーエンス CV-5000を使ってみた その1

キーエンスの画像処理センサCV-500からCV-5000に乗せ替えというお仕事がありました。
たまたまPLC(PMC)がファナックで、PowerMatei-H、PMC-SB6(STEP-SEQ)だったので話が回ってきたようなもんです。
さてCV-5000は使った事がなくて、カメラのセッティングはキーエンスさんがやってくれましたが
PMCとの接続やソフトについては現状のCV-500を参考にして、最低限同様な機能を持たせるようにする必要があったので、まずはCV-500とCV-5000の研究から・・・
って、面倒なんですよね、結構。
まあそう言っても始まらないので一応調べてみました。
入力:
CV-500の外部信号入力はマニュアルによると無電圧入力と書かれてます。つまり接点入力もOKということですね。回路図を見るとCV-500の内部回路には+24Vとか+5Vといった内部電源が見られ、この電源を使って信号入力をします。
対してCV-5000ですが、こちらは外部電が必要です。プラス、マイナスの極性は配線方法で変えることができるようなので都合の良いようにできます。
ここだけでもすでにインターフェースの仕様が違っているので、単純につなぎ替えればOKとはいかないようです。
出力:
CV-500はNPN出力のみで、判定出力、ビジー、ストローブなど。
CV-5000はNPN出力とPNP出力は本体型式で違ってますが、今回はNPNタイプ。判定出力、ビジー、ストローブなどがあるのでこれはほとんどそのままで行けそうな感じです。

 

※画像はキーエンスのCV-5000シリーズカタログから一部抜粋しました。

なかなかカッコいいカタログです。

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