意外と使えるタッチパネルとPLCのシミュレータ、ただし問題は・・・

最近、三菱のタッチパネルGT1000シリーズ用のソフトを使う機会がありました。
ここ最近、三菱使ってないので久々です。
今回のお仕事は、GT1000シリーズのGT16タッチパネルの作画などです。
使ったソフトは、GT Designer2 、タッチパネルのデータ作成・作画用のソフトです。
シーケンサにしても同じなんですが、現物のハードウェアが目の前にあれば、それを使ってテストできます。しかし、現物が遠い客先にあったり、納品前だったりということもありますね。
そんなときはシミュレータの出番です。
以前はろくなシミュレータがなかったという感じでしたが、今回使用したGT Simulator2は結構使えます。
シーケンサ用のシミュレータソフト、GX Simulatorと一緒に使いますが、そうすると「仮想タッチパネル」+「仮想シーケンサ」が使えて、パソコン上だけでかなりのデバッグが可能です。
シーケンサ側のソフト(ラダー)を作成しておけばそれに併せた動作もできるので、物が無くてもそこそこのレベルまでタッチパネルデータのチェックが可能です。
しかし、タッチパネルのシミュレータとシーケンサのシミュレータを使ってるので、ちょっと前のパソコンではかなり反応が鈍いです。
ま、何もできないよりはマシですがせめてデュアルコアのCPUを搭載したパソコンでないと時間の無駄が多くなります。
そのうちに、Corei5くらいが入ったパソコンでためしてみようかと思ってます。
それから、シミュレータを使うとパソコンのモニタが結構な範囲占有されてしまうので、お勧めはデュアルモニタです。
17″程度のものでも構わないので、画面が二つあるとかなり使い勝手がよろしいですよ。
今ならDELLでも15,000円ほどで安いモニタも買えます。(もっと安いかな?)
パソコンの性能も向上してきていますから、シミュレータ未経験の人は一度試してみてはいかがでしょうか。

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