シーケンス制御の学習材料は買うしかないのか!? JIS記号閲覧リンク追加

※一番最後に、JIS記号閲覧用サイトへのリンク(もちろん無料)を増やしました。参考にしてください!
シーケンス制御の学習者にお勧めなのが、国家技能検定試験(シーケンス制御作業)受検対策ユニットです。実技的にはあまり役に立ちそうではありませんが、理論(自分の設計したもの)を検証するためには役立つでしょう。これは1999年秋に新設された、国家技能検定試験・電気機器組立(シーケンス制御作業)の1級、2級および3級試験合格を目的とするための受検対策用の教材です。付属の試験盤は、実技および作業試験の受験会場で、試験用盤として使用されることもあります。
受検対策テキストには、シーケンス制御の基礎およびシーケンス命令の解説がふんだんに盛り込まれていますから、これからプログラマブル・コントローラを使用するシーケンス制御設計技術者の育成にも十分活用できるようになっています。有接点シーケンスは、リレーシーケンス(Relay Sequence)とも呼ばれていますが、電磁リレーをスイッチとして利用して制御する方式です。表現方法としてシーケンス図が用いられています。
シーケンス制御の動きを表す手段としては、多くの場合、展開接続図とラダー図が用いられています。展開接続図で使用されるシンボルは、JIC C 0301「電気用図記号」に規定されていて、IEC規格に準拠した系列1と従来から使用されている系列2があるのですが、国際化に対応するために系列1の使用が推奨されているところです。また、工作機械に対しては、平成元年にJIS B 6015-1996が制定されましたが、現在では定着しつつあります。
※追加リンクしておきます。
JISB6015など、JISのハンドブックは便利ですが非常に値段が高いので、ちょっと見るだけなら日本工業標準調査会のサイトから、閲覧のみ可能なPDFファイルがあるのでそれを利用するのも良いでしょう。ちなみにJISB6015はこのページになります。いろいろサイト内を探検してください。閲覧のみの場合は無料で利用できます。

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